緊張感持って市場動向注視ってあんたは馬鹿か

沿って | 2012年5月2日

image

中尾財務官「緊張感持って市場動向注視」、為替介入辞さない構え | ビジネスニュース | Reuters.

財務官からのゴールデンウィーク中の円高進行に関しての発言。

財務省や日銀系の発言にはいつもがっかりするねえ。

 

こいつらが相場を持ち上げようと、変な口出しすると、市場心理は逆に『そうか円高要因なんだ』となって、逆にドルショートが増えると思うがなあ・・・

 

馬鹿みたいに、いつも同じ事を言って投機筋云々を警戒するなどと発言しているけど、FXの取引の絶対原則からすると、逆なんだよね。

ドル高円安を実現させたきゃ、『ドル買い円売り』の局面でテキトーに相場を冷ます発言を繰り返さなきゃ、円安(ドル円チャートで言うと上げ)は実現しないんだよね。

今年に入ってからのドル円チャートのスタートダッシュの上げは当然息切れするし、ロングが積みあがってる分、シコリが大きいわけで、円高局面で円高けん制すると、シコリが投げにかかってバランスを取ろうとすることが分かってないねえ。

 

これ、読んでいる人・・・整理してあげるね。

『ドル買い円売り』・・・ドル円チャートでロングの事。

ドル円チャートを右肩上がりにしたい場合は、ロングが積みあがるような上げは良くないんだよ。

適当に上下動しながら上昇軌跡を描かないと、失速が怖いわけ。

何故かというと、一方的に積みあがったロング(買い)ポジションは、どこかの局面でショート(売り)に転じなきゃいけないからだよ。

失速が怖い状態で、『緊張を持って』などと発言するのは、ロング(買い)ポジの人に警戒感を与えちゃうわけよ。

 

ポジションの成り立ちを考えるんだよ。馬鹿な財務省め。

一緒に読むとトレードが上手くなる記事: