ここ数日の間に、IFAに関する問い合わせが沢山入っていて、ちょっと不思議に思っていた。
カナダの土地契約の話などを書いたからかな??と思っていたのだけど、違っていた。
ヘンテコなIFAと、その代理営業をしている会社に関しては、随分前に記事としてUPしたのだが、その時懸念していた事が現実になったみたい。
事の顛末を僕なりの妄想で書くと、香港で日本人顧客をターゲットとして展開していたB社から数年前に独立して、IFAとしてA社を作った元B社ファンドマネージャー。
営業をaという会社に委託して、日本人ターゲットに集客を始める(ここで出てくるA社とa社は違う会社)
a社は日本国内で登記していない香港の会社だが、HSBC口座開設からファンドラップ、ランドバンキングなどを、無料セミナー形式で勧誘。
ただし、a社はIFAではなく、IFAのA社の集客をしてコミッションを稼ぐ営業会社。
まあ、ここまではいいのだけど、この集客方法が問題で、ファンドラップの元となるF社からは一方的に契約を解除される。
A社はF社との契約解除によりS社のファンドラップを斡旋するようになり、必然的にa社もセミナー集客での話でS社のファンドラップを薦めるようになる。
ところが・・・a社に営業を依存していたA社は日本法人を立ち上げて独自に営業をするようになる。
すると、日本での勧誘に関してはa社は面白くなくなる。
まあ、そんなことは該当会社の問題なのだが、a社に勧誘されて、A社と契約をしていた多くの方たちはどうなるんだろう??
競争の厳しい香港のIFAの中で、日本人ターゲットに営業展開をせざるを得ないIFAは屑同然だと思う。
成績の優秀なIFAは、日本人をターゲットにしていない。(お金もってないから)
実際に、3月12日に香港で見た光景は・・・・
中国本土から大金をもって契約に来る中国人の団体。
日本人団体もいたのだが、契約金額が数倍違うということらしい(負けてる)
それから、台湾やフィリピンやマレーシアからのお客さんたち。
つまり、今回の騒動(?)は『やっぱりなあ』って感じなわけで、怒らない日本人をターゲットに適当に営業している会社を選ぶと大変だということがわかる。
A社を推薦していた営業会社のa社は、手のひらを返したように、違うIFAへの乗り換えを案内しているという。
乗り換えしても、また同じようになるんじゃないかと・・・ちょっと心配している。
優秀なIFAから見ると、乗り換え契約の日本人顧客はいらないのだそうだ。
ちょっと怖い世界。
じゃあ、僕が選んだIFAは大丈夫なのか?と問われそうだけど、ここ数年間見ていて、社員が辞めないのとファンドマネージャーが変わらないのを材料にした場合は今のところ大丈夫そうな気がする。
まあ、将来はわからないけどね。
なので定期的にやり取りしているし年に何度かは訪問して様子を見ているわけ。
(疑って行動しているわけじゃない)
んで、ファンドラップの運用成績も2011年の期末期首データはよくないものの、乱高下した分、良いところでそれなりにとれているようで、ドルコスト平均のうまみを教授できてる気がする。
情報交換を絶やさなかったので昨年8月と12月のいいタイミングで増額投資もできたしね。
なんかついてる!
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