為替値動き・・・ステージ? Vレポート配信後記2011126

沿って | 2011年11月26日

 

相場に勝つ為に様々なインディケーターが開発される。

 

多くのトレーダーはそのそれらインディケーターを組み合わせて“必勝法”とか“聖杯”を探そうとする。

僕にもそういう時期があった。

様々なインディケーターをチャートに載せてはため息をつく毎日。

 

僕の場合為替の前に株式や先物やワラント等を経験した。

その当時からそれを繰り返していたわけなので、その時間は膨大だ。

 

為替をやるようになって、始めてマーケットの組成について考えるようになった。

取引のルールそのものに目を向けたのは為替をやるようになってからだ。

 

『今、このレートで買い玉を持っている人は・・・』

『このあたりで利食いする人は・・・』

 

そういう感覚でチャートを見始めた時に、自分がマーケットの中で取るべき行動がわかった気がする。

 

為替市場は膨大だから、僕の資金等は小数点の遙か下の方でしかないわけだが、それでも自分のIdentityを見つける事ができたような気がする。

昨年のビデオレポートの中では、『壁』という事を徹底的に伝えてきたわけだが、そろそろ次を話そうと思っている。

・・・・そう言うと大きく感じてしまうが、壁と壁の間の空間を一のステージとして捉える見方の事だ。

 

この事を体系的に話している(明かしている)人はまだあまりいないと思う。

 

P社のメンバーさん達の中で、こういう考え方をどれだけ理解するかは不明だけれど、話してあげることで変われる人が少数でもいるんじゃないだろうか?

しかし、多くの人が変われるとは思っていない。

 

何故なら多くの人は考えようとしていない。答えだけを求めてくる。

まあ、そういう人が増えれば増えるほど、考えて行動する人が儲かるのだけど・・・

 

最近感じているのは、多くの人が情報を早く処理しようとしている事。

マニュアルの弊害もあるのだろうけど、自分が必要とする部分だけを拾い読みして分かった気になっている人が多い。

 

『もう一度ビデオを見てください』

『見ました』

『ビデオの3番目で言ってたことわかりましたか?』

『そんなの言ってましたっけ?』

 

実際の会話である。

 

これは多い。他にもある。

 

『ブログで言っている事を動画で探してるんですけど・・・どれですか?』

 

どうしてだろうか?

仕事でも趣味でもそうだが、何かを習得しようとした際に、それで習得できると思っている感覚の方が僕には興味深い。

 

 

変なところばかり(嘘ばかり)を頭に入れてる人が多いのも興味深い。

 

つまり、考える方向性を探して、なんとかしたいともがいている。

情報は溢れかえり、取捨選択ができない。情報に溺れている。

 

考える力を失い、考える方向を間違っている人がとても沢山いる。

今後、この事は社会的な現象で加速する気がする。

 

マーケットの世界での情報洪水は簡単に遮断できる。

裸のチャートにすればいい。

 

裸のチャートだけを材料に考えれば、シンプルなものが見えてくるだろう。

P社メンバーは考える力を取り戻して欲しいと思う。

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