ロスカット(損切り)は何故武器になるのか

沿って | 2011年9月14日

とても多い質問ロスカット(損切り)をどこで行えば良いでしょうか』

 

 

この質問は、P社でも多いみたい。このブログの問い合わせにも多い(最近)

たぶん損切りの記事を書いたからだろう。

 

僕はその質問が来るとニヤニヤしてしまう。

僕がまだ安定的に勝てなかった時代によく考えていた事だから、思い出してニヤニヤしてしまう。

 

そこの壁は大きいね。よく考えて武器にして欲しいので、ちょっとだけ明かす。

でもね、考え方は簡単なんだけど、自分のこととして落とし込むのは大変だよ。

そこを抜けるには考え方の変化が必要なんだ。

 

殆どの人が逆の手順を踏んでるからね。僕もそうだったけど・・・・

 

 

さて、ロスカット・損切り・損失確定 言い方は色々あるけれども、どれも意味は一緒で、それをやるのは痛い。

痛く無い考え方は、ちょっと前の記事で明かした通り。

 

今回の記事では、質問を寄せてくれた方へのプレゼント的な内容。

 

 

んで、結局のところどうすれば良いか?(どう考えるべきか)を書いておく。

 

まず、ロスカットの手法を区分けしてみる。

 

A 固定値でのロスカット

B チャートポイントでのロスカット

C 許容損失金額でのロスカット

 

大きく分けるとこの3つ。

でも、答えとしてはどれも不十分。

 

特にAは要注意だね。

そこには“固定値”という理由しかなく、生きている相場のチャートメッセージが何も反映されていない。

決めてないよりはマシと言う程度。

 

そこの考え方にハマると抜け出せないよ。

 

Bは一見するとチャートメッセージから紐解くのでよさそうに見えるけど、損失コントロールという観点ではちょっと違う。

 

Cは絶対だね。これを超えた損失は痛い!!! しかし実践的では無い。

しかもこれは人によって許容が全く違う。

10万円の元金で5万円までが許容範囲の人もいる。100万円の元金で1万円が許容範囲の人もいる。

感じているままが正しいのだと思う。

ここを無理する続けられないからね。

 

この3つをしっかりと考える必要があり、エントリーの方法にもよって違ってくると言うのをまず理解して欲しい。

 

つまりね、適切な答えとしては、BとCを考えながら、エントリーポイントをずらしたり見送ったりする必要があるわけ。

エントリーの後のロスカット値ではなく、エントリーこそロスカット値を基準に絞り込む必要があるわけ! これ、生き残りたかったら絶対なんだよ。

 

このへんの話は、不特定の目に触れるブログでは書きたくない。

 

 

相場に臨む際に事前に決めて自分自身がコントロールできるものは

ロスカット(損切り)だ。

これを武器にしながらトレードしてる人は強い。

 

 

しかし、多くの人がこの大事な武器になる部分を考えずに、答えを聞こうとする。

気持ちはわかるが、聞く前に自分と対話しなきゃならない。

 

僕がここで言えることは、ロスカットから考えてエントリーを絞れと言うこと。

 

 

 

変態セミナー(ブログ内記事リンク)で明かしたアレでは、エントリー前にチャートポイントでのロスカット値とテイクプロフィットの値がわかるでしょ?

それを見て、許容損失内で且つ、利食い出来た時と損失になった時のバランスを見て決めればいい。

 

BBF Advance (ブログ内記事リンク)こっちの手法(特に3番手法)では、最初に許容損失をしっかりと心に止めて、チャートポイントをレートが行き過ぎるのを待つ。

行き過ぎたポイントから戻り最大期待値が目測出来るのだが、

利食いは概ねその半分くらいでよしと考える訳。

そこの答えが自分の許容損失よりも大きい場合とチャートポイントでのロスカットポイントを計りながらエントリーするんだよ。

損失許容が少ない人は、より大きな行き過ぎを狙う事になる。

 

BBFカウンタートレード(ブログ内記事リンク)では、ゾーンで捉える為によりしっかりとこれを考えなきゃならない。

本来は最初の仕掛けポイントと投入枚数もロスカットを基準に組み立てるんだ。

 

考え方が逆さまな為に見えない事は沢山ある。

邪魔なのは固定概念だ。

 

特に相場に関わる部分は、『儲けたい』というバイアスがかかっているので厄介。

 

まあ、だから面白いのだけど。

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