なんで壁なんすか?合理的な説明できますか?

沿って | 2011年8月29日

BBF Advance 公開秘話

 

『マルさん、壁が大事と言ってるのはわかるんです。何となく。でも、それって合理的に説明できるんですか?』

BBFカウンタートレードのモニターさんからの言葉。

 

2011年1月に開催した第1回フォローアップセミナー終了後のミーティング。

もう少し突っ込んで質問内容を説明するように求めた。

『マルさん言ってるのはサポレジですよね?レジスタンスがサポートになったりサポートがレジスタンスになったりする事が合理的な説明された本って見たこと無いんですよね。そこへマルさんが“壁”という言葉で僕達を指導してくれるんですが、どうもモヤモヤするんですよ。マルさんのトレードのルーツって壁に引いたラインだと言ってたでしょ?壁で反転したり、壁抜けて加速したり・・・結局のところそれがわかんないわけで、それをどうやって使えばいいんですかね?』

この質問で僕の中の何かが変わった。

教える立場で同じようなモヤモヤがあったから。

 

教える際に一番難しいところかもしれない。壁際ではドラマが起きやすい。

反転と踏んで逆張ればブレイクするし、ブレイクと思って順張れば失速する。

「ああ、俺はなんでこんなに下手なんだろう」

誰しもがそう考えて落ち込んだ経験があるのでは無いだろうか?

 

過去チャートを見て、このラインをブレイクしたらポジションを取る・・・そんなことは誰もが言える。

ポジションボリュームの入れ替わりが起きる場所が反転ポイント(エネルギーチェンジ)だが、過去チャートでは誰もがその場所を確認できる。

そんなことは実戦トレードではあまり役立たない。

(過去の確認は重要です。しかし!未来へ活かすためには見方をかえる必要があります)

 

どうすればいいか??

 

答えは簡単。何故かを考える。

 

根本的な制度まで掘り下げて考えると一筋の光が見えるはず。(ここでも書いた

 

FX では『買い』『売り』は常に一対で動く。

この一対の意味は至るところで確認できるはず。

・貴方が売る⇔ブローカーが買う。 売買成立の為の一対。

・貴方が買いポジションを決済する。買いを決済するのは売り。ポジション解消の一対。

この事に着目すると、壁はどちらの性質が強いのかがわかってくる。

『加速するのか反転するのか』

『加速はどこまでか?反転はどこまでか?』

 

それらを見極めると、後出しジャンケン的な卑怯とも言えるポジションを作ることもできる。

後出しジャンケントレード。

まあ、慎重に見極めれば負けない。勿論絶対は無いが、負けるほうが難しい。

 

色々試行錯誤があったが、この事をビデオにまとめた。

元はモニターをやっているトレーダーさんたちへの内部向け教材。

 

このビデオを見たモニタートレーダーが言った言葉は今でも忘れない。

『マルさん、深いですね。これ教材として明かすんですか?これインパクトありすぎですよ』

もう半年が経とうとしている。

実際にP社Mr.M氏は僕に言っていた。

『簡単すぎますね。でも、これは生半可で乱用すると怪我しますね。後出しできるところをしっかり待てないとダメですね。ポジポジ病の人が多いですから、その人達には注意しないと』

壁を挟んだ3つの有効的戦略。 宝にも糞にもなりえる。

 

御蔵入状態になりかけたこの教材は、11年8月末にリリース準備が整った。(Mr.M氏が決断した

5月の変態セミナー参加者へ無料特典として仮配布してみたところ、異様とも思える成績を送ってきてくれた人もいる。

 

11年9月初旬までは、既存の教材ユーザーにだけ特別頒布される。一般公開時の値段は高い。

教材名は BBF Advance

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