トレードと頭の善し悪しは関係するのか?

沿って | 2015年2月20日

image

Mr.M寿一氏を観察すると答えが出てくると思う。

左の画像はSkypeChatのキャプチャー。

どう考えても頭は良くない。

書いてる事はあほだ!

 

 

と・・・くだらない話をしたいわけではなく・・・
単月で100勝を超えて資金を増やしている男の話がしたかったのだ。

image

背景として説明すると、トレードド素人の中年男が【ガチ勉強会】に参加し、その後BBFを使ったトレードを開始。ガチ勉参加の時から
『うん、この人は行けるだろうね~』と公言したとおり。
何も知らないので忠実にこなして連勝。
まあ、ここまではよくある話。

ただ、連勝は怖いのだ。
お金の事で興奮すると確実にIQが下がる。
いわゆる、【イイ気になる】ということ。

僕は経験上(BBF、Advance、変態)であれば、その人のトレード数を聞けば大体の察しはついてしまう・・・

確実性の高いパターンでトレードを厳選するとトレード頻度は落ちます。
トレード頻度を上げても相場がフィットしていれば連勝し資金が倍増するのも当たり前です。でもそれは相場がフィットしていればというのが前提です。
しかしそれは偶然です。
相場がフィットしていればではなく、相場に合わせる事が本質です。逆なんですよね。相場は誰のトレードにも合わせてくれません。相場が正しいのです。
合わせなくてはならないのはトレーダー本人です。
落ち着いた相場であれ、乱高下する相場であれ、相場の動きが正しいのです。

だからこそクールダウンしなければならない時期が有るのです。
負ける人は共通する特徴がります。

  • だんだんと注文が雑になる(連勝中に多い)
  • 損切りを入れなくなる
  • スキップルールを甘くする
  • スキップルールを無視
  • ルールそのものが崩壊し、場当たり的になる。

他にも幾つかあるのだが・・・
そしてもっとヤバイのはそれらの基本を破って大損したときの影響が残ってしまうこと。(これはどんなトレード手法でもダメな人は共通する)一旦悪い影響に支配されると手法探しの旅に出る。多くの人は帰るところさえ失ってしまう。

常に自分を抑えて学ぶ事が大切だと思う。
因みに、17年もプロのインセンティブディーラーとして他人資金を運用した男(Mr.M)は決して頭は良くないけど、その辺りの姿勢がとても素直です。

※インセンティブディーラーとは、負けの損失は100%自己補填。勝ち利益の50%が貰える。1注文で数千万から数億の注文を執行する。

 

トレードと頭の善し悪しは全く関係無いです。
むしろ阿呆の方がよく、素直さが一番です。

Mr.Mは調子が良いときも休息と学びが必要だということを知っています。
(阿呆ですけど)

 

 

中々上達しない人にも共通点があります。

  • 知識過剰
  • 各知識の紐付けと選択ができない
  • 利益部分や成績(勝率や損益費)ばかりを気にする
  • チャートにインディがごちゃ混ぜ
  • 時間軸や通貨ペアを沢山見ている
  • 生活のリズムが悪い
  • 中長期ビジョンが無い
  • トレードが目的にすり替わっている

トレードを執行し続けていく為には常に論理的に正しい事を冷静に判しなければなりません。

トレードの対象は波形を描きますから、幾つかの論理が混在します。

そしてその論理に反する波形の場合は損切りし、そして論理的に正しいと思われる波形が描かれるまで待たなければなりません。

Mr.スポックになりきって判断するのです。(古くて解らない人もいるかな)

 

まあ、スポックのように天才的な頭脳は僕らにはないわけで、実際にトレードでそこまでの頭脳は要りません。

素直に相場を見て素直に淡々とやれば良いのです。

・・・・まだありますが、この辺で

一緒に読むとトレードが上手くなる記事: