日本経済成長率0.9%(IMF)をどう読むか?

沿って | 2014年10月8日

ブラフ今日の記事はファンダメンタル予想

ド素人の僕のファンダメンタルが当たるわけはないので、スルーするか、勝手な妄想として笑い飛ばして欲しい。

相場妄想材料

  • ロイター記事  IMF予想

日本成長率のIMF予想、先進国で最大の下方修正
国際通貨基金(IMF)は7日発表した最新の世界経済見通しで、今年の日本の経済成長率予想を0.9%とし、7月時点から0.7ポイント引き下げた。先進国の中で最も大きな下方修正となった。
——— 中略
IMFはまた、日銀について、2%の物価安定目標が達成可能かどうか判断する際に利用する指標を明確にするなど、コミュニケーションの改善に一段と取り組むよう求めた。「こういった取り組みは、資産買い入れプログラムの調整や将来的な出口戦略の準備が必要となった場合に市場の期待を適切に導くのに役立つことになる」とした。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKCN0HW17C20141007

  • ロイター記事 黒田日銀総裁メッセージ

黒田東彦日銀総裁は7日の会見で、現行の「量的・質的金融緩和」(QQE)は予め期限を区切った政策ではないと語り、当初は強調した「2年で2%」のメッセージから微妙にカジを切り始めた。
——— 中略

総裁は会見で、2%の物価安定目標を2年で達成する考えに変わりがないかを問われ、「2年で2%をできるだけ早期に実現するため、量的・質的緩和を導入したのであり、その意図は変わらない」と強調した。

2%を目指す強い意思に変更がないことを示し、物価目標へ向かう足取りに関する市場の期待が、無闇に弱くなることがないよう配慮した発言とみられる。

実際、内需中心に景気が回復する中、人手不足が顕在している労働市場の影響で、賃金が上がり出しているだけでなく、需給ギャップも着実に改善。今後も2%に向かって物価が上昇していくと2年程度での目標実現にも自信を示した。

一方で、QQEは物価2%の安定的な実現に必要な時点まで継続する、としていることを指摘し、「政策自体はカレンダーベースではない」とし、予め期限を示している政策ではないと強調した
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKCN0HW12820141007

 

ポーカーで負けが込んで来た人がとる態度。(のように僕には見える)
黒田さんのことである。

安部さんも同様。
しかも手元カードはかなり弱い。

以下は9月に発表された指標から。

上から『家計支出』『鉱工業生産』『住宅着工件数』

家計支出鉱工業生産住宅着工件数※これらのグラフは前月対比の%(僕達が指標トレードで使うアレ)

 

僕が思うに、消費税UPは致命的な間違いだったと思う。
どう考えても消費マインドは上がらないだろう。

問題の本質はそこではないと考える。

日本はもはや成熟した国で成長戦略ではないと思うのだ。
つまり、GDPを押し上げること自体がイカれた考えだと思うし、消費云々を材料とする必要はないと思う。

日本は日本らしくすればいいと思う。日本らしさというと『伝統』とかを思い浮かべる人が多いと思うけど、ここではちょっと違った目線で・・・

  • 世界で一番【手軽にエッチな本が買える】
    学校の横にあるコンビニで裸のお姉さんのエロイ本が堂々と買える。
  • 世界で一番【お気軽な性風俗天国】
    ソフトなエロからかなりヤバイものまで・・・ブレイクしたネット起業家達は麻布で一晩で数百万使います。(アホです)
  • 世界で一番【どうでもいい物が手軽に買える】
    目的がなくてもコンビニに行って買う人が大勢います。
    日本のような充実したコンビニは他国にはないです。まるでアミューズメントパークのようです。
  • 世界で一番【くだらないギャンブルが手軽にできます】
    ウィークデーの日中でもパチンコ屋さんに大勢の人が居ます。昼間から堂々と素面でギャンブルで負けてニコニコしていられるのは日本くらいでしょう。

上記に挙げたものはどれも成熟した産業ですし、世界の何処を見渡してもこれほど洗練されたものはないのです。(これはイヤミで言っているのではない)

どれも生活に必需なものではなく、【無くても困らないもの(サービス)】です。
つまり・・・

それほど成熟していて、しっかり消費している国だということです。

要らないものまで買って、パチンコに行って北朝鮮に貢ぐ・・・
世界中から色々なものを自由に輸入して消費している国です。

実際の生活レベルで見ても低所得と言われる人の家庭にでもテレビがあります。
(僕の家にはテレビはない)
日本のテレビ番組はどうでもよい娯楽と殺人事件ばかり。

ここまで無駄に消費している国民にもっと買わせてそれに税をかけて徴収しようという意図は、完全におかしいと思うのですけどね。

 

人口減に転じた消費過剰国がとるべき政策とはかけ離れたことをやっていますね。
政治家や官僚は、自らの私腹(至福)の為にテキトーなことを言っていると感じます。

しかし、政策と現実がマッチしていないため、稼いでいる人や稼いでいる企業はどんどん海外に出ています。
日本の名だたる製造メーカーも海外に拠点を移しますし、ネット起業家も海外移住してしまいます。

現実逃避にひとしい見込みや期待や予測を披露する政権や中央銀行を信じて良いのでしょうかね?

負けが込んできているギャンブラーのような人達に外交や安全保障を真っ当にできますかね?

もしこの調子で消費税を10%に上げると、どう考えても失速しますね。
株安・円の叩き売り・・・

今は原油値段も落ち着いて推移していますが、タイミングよく【仕掛け】されると円安原油高もあり得る状態になってしまいますね。

image

 

このチャートはOILのCFDチャート。

気が付いて欲しいのは、
2008年の夏に最高値をつけた頃の為替レートとの関係性と、ガソリンなどの実質消費価格(店頭価格)の関係。
そして現在の同じ関係性。

なんか変だと思いませんか??

下手すると、冷え込みますね。
あまり冷え込むとマジで凍死者が出るかも知れません。

凍死家ではなく投資家でいましょう。

為替だけでなく、指数先物やオプションなどを組み合わせていくと面白くなるかも知れません。

 

まあ、勝手な妄想ですから。

妄想は面白い方が良いでしょ??

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