スコットランド独立問題とマーケット

沿って | 2014年9月17日

明日はいよいよスコットランドの住民投票。
スコットランドが独立派が勝てば、英ポンド暴落し他の市場に大きく影響すると思われている。
この間のドル円チャートが上がりっぱなしなのは、少なくともポンド安の影響も有ると思う。(三角関係:ポンドドル↓ ドル円↑ ポンド円 ↑・・・今一番弱いのは円だが、ドルに対してポンドが売られている為、相対的にドルが強い)

ユーロに対してドルが強いのもこの影響が有るのかも知れない。
というのは、日本ではあまり報道されていないが、世界中で【独立】を掲げた運動は多い。例えばイタリアの南チロルやスペインのカタルーニャなどは昔から問題がくすぶっている。

イザ独立!と言う機運が高まれば、ユーロ圏への影響も多大に有ると思われる。
ただし、南チロルやカタルーニャには大きな財源が無い。

スコットランドの場合は財源が有る。北海油田がそうだ。
原油推定埋蔵量は130億バレル、日産約600万バレルと言われている。
image北海油田が開発されたため、イギリスは1980年代から石油輸出国だ。
2014年現在でもEU加盟国最大の原油生産国ならびに原油輸出国はイギリスだ。

それがスコットランドに有るのだから、イギリスは頭が痛いだろう。

我々のような投機家は狙わなきゃいけない!
チャートポイントの再チェックは怠ってはいけない!

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