ニュースの見方を考える

沿って | 2011年12月26日

 

マーケット解体新書マインド編をプレゼントした。

思ったよりも多くの方から感想を頂いたので、この場を借りてお礼。

 

ありがとうございます!

 

さて、このマーケット解体新書マインド編は、普通にばらまくと当然のように反論が出ると思う。

反論の出やすいところは、ニュースの扱いの部分。

 

ニュースを取捨選択できる人や、その裏を読み解ける方には当てはまらない事なので、誤解無きように。

 

あくまでも一般的生活を送っている人は、テレビのニュースや新聞などで流される事が真実だと思っている。(と思う)

そこには大きな落とし穴が・・・

 

例えば!

北朝鮮の金正日が死んじまった報道が18日に流された。

韓国と戦争になるかもしれない

難民が押し寄せるかもしれない

核実験がされるかもしれない

そんな報道がされた。人々が不安になるような報道。

 

ここで、冷静になってほしい。

『金正日がもうすぐ死んじゃうな~』って事はもう随分前から解っていること。

つまり、実際に死んでから改めて報道するような内容じゃないんだよね。

『何を今更言ってんの?』って内容

 

事が起きてから不安になってどうする?

 

日本の政治と日本の報道は今や世界最低だと言われる(海外からね)

報道に関しては最低のくせにチャネルだけは沢山あるから始末に終えない。

 

金正日死去で儲かった人を教えてあげるよ。ほんの一例だ。

 

image

国防関連株の石川製作所のチャート。

 

18日の死亡報道で飛び乗った人で、儲かった個人投資家は稀だと思うね。

株をやってた人なら分かると思うが、個人が買う時には既に上がり始めているんだよね。

結果的に高値掴みした人多いんじゃないかな。

 

この報道を受けて儲かった人は、18日には売って手仕舞いした人だ。

 

18日に売って手仕舞いできた人は、金正日が死にそう・・・というのを材料にした人だと思う。

前からわかっていたはずだから、賢明な人はゆったり構えて楕円で囲った辺りから仕込んだと思う。

 

 

話を元に戻そう。

ニュースを鵜呑みにしてはダメだし、視聴率の高いニュースほど、子供に見せちゃ駄目なんだ。

暗いこと、怖いこと、そういうニュースは過熱する。

 

情報は自分で取りに行く癖をつけてないと、ただ一方的に流れてくる事を受け取ると、自分の考える材料が変なものばかりになるぞ。

変な材料からは、変なものしか生まれないんだ。

 

楽しい情報や未来を考える情報を沢山仕入れて、自分の脳みそに良い栄養を与えること!

殺人事件・テロ・戦争・麻薬・伝染性の病気

知らないといけないことだけど、ニュースで流れることは不安を必要以上に煽っているので注意しろ。

 

一方的に流れるニュースは取捨選択が必要。

自分にとって必要な情報は自分で取りに行く。

その際にはソースの出所を調べること

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