守破離・・・新値を売る・・・大失敗!強制ロスカットの女

沿って | 2011年8月9日

新値は鬼より怖い(鬼より怖い一文新値,株用語)という言葉がある。

FXでもそれが言えると思う。

 

特にFXの場合は、投機資金は必ず売りと買いが一対で終わる。

すると、新値のブレイクアウトは、戻ってしまうことになる。

 

この意味がわわかるだろうか?

時間を小さく見るか、大きく見るかにもよって戻り具合は変わってくるが、為替レートは行きつ戻りつしながら推移するものである。

 

新値のブレイク狙いはそういう意味でむつかしい。

大きな新値ブレイクは、逆に考えれば絶好の逆張りチャンスとなる。

 

その僕の持論は、門下生には表現を変えながら何度も言っている。

 

今日のFXのレート変動は、クロス円で見た場合はオージーとキウイとカナダが新安値を作った。(震災時レートを考えない場合)
(なんとカナダ円は震災時よりも更に下のレートを記録)

 

ここでいう新値は僕の勝手な解釈で、震災時の下げは、突発事変の下げで、今回のは明らかに経済事変なので、震災時に付けた値段は無視して新値と言っている。

 

『おい!買ったか?儲かったなあ!』

『売ってます』

『何を?』

『オージーです』

『は?』

最安値付近のレートで叩き売ってる様子。既に上昇中で、本当なら大きな含み損。

 

『ロスカットはどこ?』

『入れてなくて…』

『切らないの?』

『もう遅いんです。強制ロス喰らいそうです』

『あ、そう。ビデオ撮れ!ビデオ…』

『え?ビデオですか?』

『…全損したらいくら?とにかくビデオ撮れ。強制ロスカットの瞬間!』

『1200ドルの小さい口座です。できてまだ1ヶ月の…』

『めでたい!よかったじゃないか、メイン口座でなくて。それよりビデオ…』

 

しばらくして電話がかかってきた。

 

『飛びました。口座』

『そう、おめでとう!ビデオ撮れたか?』

『すいません…』

『気にするなよ、どうせ僕の金じゃないから。あはは!』

 

笑い飛ばしてやった。

 

が、ここにはとても大事なステップが…

 

守破離である。

 

 

破の時期まで成長したんだなあ〜

 

一人で乾杯である!

 

1200ドルでは買えない経験を積んだと思う。

 

飲みながら思った。

よく考えたら、こいつ最初から“破”だった気がする。

 

ちっぽけな温情でリンク貼るのはやめてやろう。

 

 

FXの教材出してる人間がこんなこと書くのはどうかと思うが、僕自身も似た経験を沢山してきた。

 

『口座飛ぶ』それを前提に逆手にとった運用してるもんなあ…

 

1000ドルとか2000ドル程度の新しい口座作ってハイレバやるのも有りだと思う。(実は僕はそれを推奨してる)

 

メイン口座では絶対に無理してはダメだが、少額の口座は、飛ばすの覚悟でハイレバレッジ運用も有りだと本気で思ってる。

(日本じゃレバレッジ規制でむつかしいね)

 

よくわからない人は真似しないようにね!

真似して損しても僕は気にしません。(ひとごとですから!)

追記記事  どうやって残るか・・・

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