エライ人は好き放題ですね!
昨日の記事の続きのような話なんですが、やはりETF買いが入りましたね。ほらね!って感じです。
ISM製造業指数の恥ずかしい数値から下落の様相を受けていた米ドルは東京の株式市場にインパクトを与えました。当然前場から売り優勢となっていましたが、後場にETF爆弾の発射ボタンが押されました。7増額されて733億だったようです。それにより日経平均はザラ場では17000を割り込んだものの、引け値では17000円をキープしました。
米国マーケットが始まるとラッカー総裁(リッチモンド連銀)とジョージ総裁(カンザスシティー連銀)の講演にて9月利上げを示唆した事でドル円レートは一旦の下落ストップ。
ドル円レートの下落中は激しく上昇していたXAU/USD(GOLD)はその発言から利益確定に押された格好ですね。
ETFという間接媒体を通してですが紙幣を刷ってるところがどんどん株式保有していくのは歪みそのものしか生みませんね。
このブログでもブルームバーグのデータを引用して紹介しましたが、まるで仕手戦のようです。
日銀の保有するETF残高をETFの組成通りに現物株に換算した場合、お金を刷るところが日本の大企業殆どの大株主となるような異常なことです。
ここまでマーケットを操作すると必ずツケが回ってきます。
考えようによっては、今の相場で損失を出す人は、エライ人達にカモにされているという考え方もできますね。
でもね・・・こういったエライ人達の出方はある程度経過観察すると読めてくるものなんです。
勿論それによってレートの上昇下降を当てて神のようなトレードができるわけではありませんが、【危険察知】はトレーダーとしての重要なスキルの一つです。
一例として昨日起きた現象面だけ紹介します。
昨日の連銀総裁発言の時間は、ある重要な時間と重なっていました。制度的にどうしても売り方買い方が拮抗しバチバチやり合う時間と重なっていました。しかもそれが50のポイントと重なっていました。50を挟んで上下僅かな値幅の中でもの凄い動きが起きていました。
そのことに気が付いている人は様子見となるわけですが、知らなければ動きに釣られてポジションを持ってしまうでしょう。
さて、何のことを言っているのか解りますかね?
そのことをビデオでバッチリ撮ってますから、プ社の【極】の会員方にはお届けしましょう。
こういうことも今年の合宿では教えてあげないと・・・
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