GOLDを捕らえた秘密は値幅論(流出記事・削除の可能性あり)

沿って | 2016年2月12日

今回の相場は実は解っていました。
ただ、解っていたと言っても具体的なタイミングに関しては足の形とかの観察なんです。

じゃあ、何が解っていたかと言うと【値幅】です。特にGOLDとドル円と225先物。(他はあまり見ていないのでよく解らないが、ちょっと真剣に見ると解る)

 

しかも日を追う毎に【小さな値幅】が明確になり、何処でアクションを起こせばよいのかがほぼ正しく把握できます。
そして流れが解ればエントリーの根拠が堅くなります。

 

この記事はちょっとヤバいものなので削除するかも知れません。
でも、トレーダーであれば、この値幅はほぼ同じように見えなくてはならないスキルだと思います。盗んでくださいね。

GOLDチャート

 

上記はある投資集団へのアドバイスです。(マジですよ)

 

貴方に考えてもらいたいことがあります。

 

簡単に使う言葉として、『高値』『安値』ってありますよね?

では、高値が確定するのはどういう条件でしょうか?安値が確定するのはどういう条件でしょうか?
一体何をもって高いとか安いとか判断していますか?
或いはその高値安値はどの幅に支配されている高値安値ですか?

 

『インディケーター云々よりも値幅を測って把握しなさい』
僕はいつもそう言ってアドバイスします。

値幅が解らないのにMACDがどうのこうのとかRSIがどうのこうのって意味ないんですよね。値幅が解っていれば、どんなインディケーターでもそれなりに使えます。
インディケーターという代物は、殆どの場合が4本値に依存します。例えば同じRSI(14)が70でも、支配する値幅が大きい場合14本の値と、支配する値幅が小さい場合の14本は全く別物であることに気が付かなければなりません。

 

多くのトレーダーと話をしてみて感じることですが、皆解ったつもりなんですよね。インディケーターの見た目とか【手法】とかに惑わされすぎです。

乱暴な言い方になりますが、値幅と方向が合っていればどうでも良いじゃないですか?

 

ここで言う方向性と言うのは幾通りかの解釈があります。
ある点(決定)からある点(未定)までのこととか、直近数本で構成される足型判断での次の一本とか。他にもありますよね。過去にたどった方向とかね?

それらが整理され、切る位置が決まるからエントリーするんですよね?

例えば上記のGOLDですが、メールに貼り付けたのは幅の分析ですが、エントリーは以下の画像のような感じです。画像は日足です。
勘違いして欲しくないのですが、日足の型だけでの判断ではないですよ実際は。

GOLDエントリー

そして、エントリーしてすぐに自分が思う方向に行ったので、ホールドしているだけです。

間違いだったら?途中の節目で向きが変わったら?向きが変わりそうだったら?

容赦なく切るんです(笑)

 

そうするとどういう内容のトレードになるか想像できますか?

 

以下の写真のようにロスカットのようなトレードになります。

ロスカットの嵐

ロスカットだらけの真っ赤っかの履歴

 

どうですか?笑えますか?

 

でもこれ、全てプラスのロスカットです。嘘臭いですか?

まあ、疑う人には何を見せても疑いますし、そこまでやって信じてもらいたいとは思わないのですが、因みにプロフィットファクターは55.95でした。

なので利益曲線は凄いですよ。

損益曲線

 

おっと!載せると余計に胡散臭いですね(笑)

 

 

実はこれ、僕の履歴じゃないです。僕の弟子です。
既に知ってる人もこのブログの読者さんには沢山いますよね?あのおばさんの履歴です。

今年で50歳

 

今や絶対に僕よりもトレードが上手です。

 

面白い事に、この人は忙しい人です。殆どチャートを見ていません。昼間は仕事をして、夕方からビリヤードして、帰ってからは孫と遊んでいるようです。
日に数回チャートをチェックします。大きく見て線を引いておいて、実際のトレードは夜10時頃から1分足の波形を見てエントリーを繰り返します。
線付近に来て線にどういうアプローチをするかを見ているようです。
しかもドル円と金しかやらないようです。金は1年くらいのキャリアですかね。

 

このおばさんのトレードは太極を見て値幅の流れを感じながらのトレードなんですよ。
【値幅の流れ】これ意味解りますかね?

人によっては波を見ると伝えると解るかも知れませんが、波とはちょっと性質が違う解釈です。
ただ、波も人によってまちまちで、波というと、すぐにダウ理論とかエリオット波動なんかを言い始める人がいますけど、殆どの人が自分の言葉で説明できないのです。
本に書いてあることを言ってもトレードできないと思うんです。

 

因みにこのおばさんはエリオット波動なんか知らないです。ダウ理論も理解していません。客観的に僕から見ても理解する脳力はないと思います。

僕が教える事も2年経って解るくらいゆっくりの人です。ただし、値幅に関しては徹底的に教えましたから、いつも僕と同じ見方ができます。

 

 

 

値幅に関しては多くの人が定義の段階で、あやふやです。インディ頼みに期間固定で見たり、小さく見たり大きく見たりします。

『幅を見なさい』と伝えると、必ず来る質問があります。

  • 『どの幅ですか?』
  • 『どこから見ればいいですか?』
  • 『フィボナッチですか?どの数字が重要ですか?』
  • 『幅が解ると逆張りするんですか?』

全て着目点がぶれる人の質問なんです。質問の前に考えなきゃいけませんよね。

 

波でも流れでも何でもいいですけど、トレードの結果に直結するのが値幅なんですよね。リスクと期待を測るのも値幅なんですよね。
あるところの天と底の定義があれば、その内側と外側を考えればいいじゃないですか?定義をそろえる必要があるんですよね。

そうすると、チャートの美しさが理解できると思いますし、一般的なトレーダーが言葉としてよく使うトレンドの正体がわかります。チャート上でトレンドを探そうとする人が非常に多いですけど、トレンドって一体何でしょうかね?為替は特にここが重要です。

 

トレンドのことを正しく説明できるトレーダーはそういません。
僕が知っている中では3名くらいでしょうかね・・・(K堂一徳先生は別格として、その他の人では3名程度かな)

ネットを見渡すとインディケーターとかシグナルとかの説明ばっかりです。

 

一体チャートの中の何を見て判断すればいいのでしょう?値幅とはなんでしょう?何故値幅が生まれるのでしょう?トレンドってなんでしょう?

そうやって考えて落とし込んで行く方がトレードの上達が早いかも知れませんね。

 

一度真剣に値幅を考えてみてください。
いつも同じような定義で値幅をみてくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

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