Mr.M寿一社長が書いたメルマガについて。
彼の偉いところは毎朝メルマガ発行を続けていること。もう何年になるかなあ・・・書き始めの頃はあまり面白くなかったのだけど、最近はとても面白い視点の記事を送ってくれますね。
今日配信されたものなんかは金色男の話を的確に書いています。個人的に好みの内容。
面白いなあ・・・と読み捨てるだけでなく、ちょっと調べて見ると彼らがチャートの転換点などを今まで何度も演出していた事が解りますね。
転載しておきますね。
昨日は帰宅時間にどんぴしゃり。 激しい雨と雷に見舞われビビりながらの帰宅となりました。 いやー、地震雷火事親父 いま怖くないのは親父くらいですね。 おはようございます P社のMr.Mです。 またしても金色の男が市場を揺さぶりましたね。 ギリシャの妥協案提出で交渉が進展という報道で盛り返すかと思われたユーロの動きに水を差されました。 めんどくさいのでG/Sと書きますが、ECBの量的緩和によってユーロドルはパリティー(※1)になるであろうというコメントを発表。 またしてもパーフェクトゲームのために市場を揺さぶったのではないかと勘繰っています。 G/Sくらいの規模のポジションを閉じていくためにはそれくらいしなくてはダメなんでしょうね。 仕込むときにはジワリジワリできますが、ケツ(※2)を入れる時には出来るだけ提灯(※3)が付かないようにしないといけないですからね。 そして昨日は日経平均がプラス381円と暴上げとなりました。 2000年のITバブルにつけた20833.21円に迫る15年2か月ぶりの高値です。 別に何の解決にもなっていないギリシャの支援継続へ向けて好転したことが起爆剤となったようですが、実際のところはGPIFが買いあがったのではないかと思います。 この株式市場の流れを受けてドル円は上昇となり、月曜に引き続き連日円安となり直近のカベとみていた123.6付近を抜けてきました。 NYタイムに入ってから発表になった耐久財受注は予想値が-1%のところ-1.8%とさらに悪化したにもかかわらずドルが上昇を見せ4実行日ぶりに一気に124円台まで突入してきました。 そのあと23時に発表になった新築住宅販売件数は逆に予想値が前月比で1.2%増加のところ2.2%と大きく上方修正されましたが今度は売り込まれふたたび123円台に逆戻りとなりました。 今回上値で止まったポイントは6月11日に付けたヒゲの先っぽこんなところでも高値というのは意識されるんですよね。 (※1)等価ユーロドルが1.00になること (※2)反対売買、決済のこと (※3)真っ暗なところに明かりをともすと誰でも寄ってくるように大きな動きに乗っかろうとする動き
この金色男という会社組織はとても強大な力を持っていて、アメリカの実権を握っていると言っても過言ではない組織です。(歴代の財務長官とその人脈的なつながりを調べてみると面白いです)
因みに日本のGPIFは金色男の言いなりです。昨日の日経の上げも何か仕込んだかもしれませんね。