FXで勝つためには三角関係を見極めろ

沿って | 2011年7月27日

質問1 通貨ペアを選ぶ際に、皆さんは何を基準に選んでいるだろうか?

“雰囲気?” “ロジックの推奨ペア?” “考えてない”

 

コレ駄目な答え。

 

質問2 その時々の相場のテーマを探っていますか?

“ニュースを見て偉い人が言ってた事を信じる”

 

コレ駄目な答え。

 

三角関係を意識して直近(同じ期間)で値動きを比較してみればいい。

 

ここでいう三角関係というのは、以下のような巴関係の事。

ドル円 ユーロ円 ユーロドル とか ドル円 ポンド円 ポンドドル

ここには絶対の公式があって、簡単な方程式で各ペアの交換レートを求める事ができる。

方程式とはこれ。

ユーロドル ≒ ユーロ円 ÷ ドル円

ドル円 ≒ ユーロ円 ÷ ユーロドル

ユーロ円 ≒ ユーロドル × ドル円

 

≒になっているのは、スプレット分や業者毎の値動きの乖離などがあるためだ。

概ねスプレット分程度の誤差で上記公式で求める事ができる。

 

この公式を明かすと、殆どの人が勘違いするのは、トレード中に公式を当てはめて計算しようとするか、あるいは『そんなに素早く計算できません』という。

 

絶対公式が論理的に正しいことだけ知っていればいいのですよ。

 

後はチャートを見て感じ取ればいい。一々計算する訳ではない。

 

 

一例・・・

ドル円1時間足を表示させていたところ、急にチャートが吹き上がる!

ユーロ円を見てみると、ユーロ円は小動きだったとする。

 

この段階で、『ドルに何かあったのかなあ』と想像できればOK。

そしてその想像を確認するために他のドル絡みペアを見る。

他でもドルが上昇している事が確認できれば、そのとおり、ドルに何かあったで正しい。

 

こうして巴関係を頭に描きながらチャートを見る癖をつければ、その時々の相場のテーマは感じ取る事ができる。

『何があったか』を知ったところで自分のトレードには役立たない。

役立つのは、『何が中心に動いているか』だ。

 

参考になれば幸いに思う。

 

以外にもこの事を知らずしてトレードをやっている人が多い。

ドル円チャートが上昇! ではドルが買われたのか?円が売られたのか?

そう考えてテーマを探して欲しい。

 

最初はわかりにくいと思うが、続けていく事で慣れてくる。

 

この三角関係について、体系的に話している人や体系的な書籍を見たことがないので、僕がしゃべる事になり、セミナーを行なった。

まあ、BBFカウンタートレードのフォローアップとして行なった訳だが、これも受講者からお礼の言葉を沢山頂いた。

受講者にとっては新鮮だったようだ。

 

セミナー開催秘話はこちらで見ることができる

 

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