トランプさんの発言は面白いですね。
報道を見ていると、いきなり言われたような雰囲気で記事が書かれていますが、トランプさんは前々からこれを言っていました。
昨年も中国と日本のことを指して言い放っていました。
まあ、ごもっともなんですね。
昨年(2016年)の日銀の政策発表を受けて2月9日に長期金利が初のマイナスを付けたわけですから、トランプさんが演説の中で言うってのは良いタイミングだったわけですね。
さて、1月31日の“為替操作国”発言の後の日本の対応は面白かったですね。
閣僚が慌てて訪米を決めるとか(笑)
3日の日本時間では長期金利がじわじわ上がってました。そこで国債買い入れ介入したんでしょうね。ドル円チャートにその痕跡がはっきりと現れています。
面白いですね。
実は為替と金利はとても密接です。
日銀と政府は長期金利の上昇を押さえ込む施策をとっています。
金利が上昇すると予め指定したところで指値で国債を買い入れます。公開市場操作と言います。これらのことを指値オペと言います。
各金融機関が保有する国債を無制限に買い入れる仕組みで、買入価格は日銀が決めます。無制限ってところが従来と違うところで、買うためには円を刷る(実際に印刷刷る必要はなく、コンピューターの数字を増やすだけ)必要があるわけです。国債というのは政府の借金の証書です。
もう壊れていますよね。
一般庶民の証書も日銀さんが買い取って欲しいものです(笑)
そうすると多くの人達が住宅ローンや自動車ローンや教育ローンから開放されるんですがね。
ただ、一般庶民は借金から開放されてもまた借金をすると思うので、消費刺激になって良いんじゃないですかね(笑)
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