もしも最初からプライスが反応する箇所に見当がつくなら?

沿って | 2016年10月5日

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チャートを眺めていると規則性があるようにも見え無いようにも見え・・・一体全体何処でどうすれば良いのやら。

もしそう思う人はちょっと考えながら以下を見て欲しいと思います。

 

チャートは過去のマーケット参加者の総意が詰まった歴史です。レート推移というのは結局のところエネルギーの高低差です。
そう考えると、上昇のエネルギーは下降から生まれ、下降のエネルギーは上昇から生まれるわけです。
そしてチャートの背景には人間の喜怒哀楽が見え隠れしますし、よく見ると【ドロドロした欲】や【裏のある思惑】なども見えてくると思いませんか?

まるで陰陽の理のようで面白いと思いませんか?

 

さて、僕たちのような投機トレーダーは欲があってトレードをするわけですが、チャートの向こうに何が起きているのかは想像でしか解りませんし、1秒先のことも解りません。
しかしながらレートの連続性を見て、反応が出そうなところに目星をつけて己の欲を満足させる可能性があるところで勝負します。その際に重要なのは欲を満たすポジションはなかなか取り辛く、往々にして損をするポジションを取ってしまうということです。しかしながら損得を併せ持って少しでも得が積み上がれば良いわけです。

 

昨日はXAU/USD(GOLD)やGBP/USD等ががつっと動きました。
これらが下落を始めた際に、一旦反応が出る(一旦動きが止まる)ところが事前にわかれば良いと思いませんか?

ピンで指せることはないのですが、概ね反応が出るところは事前に絞り込むことができます。
エネルギーの幅に着目するとある程度(数カ所)の候補が出てきます。これは相場素人でもやり方さえ覚えれば誰でも可能ですね。

エネルギーの起点と終点を過去の推移から見つけること。例えば以下のチャートはXAU/USD。
xauusd
青いラインを導き出す為のエネルギーの起点と終点は一体何処でしょうか?

相場は人です。人がやるからこそ同じようなところで同じような感じ方をするのだと思いますし、入ったもの出たものを考えると必然的にそうなります。
勿論これにはいくつかの反応のパターンがあり、毎回同じではないところが面白いのですが。

相場には半値という言葉がありますが、半値を肯定するならば、【倍】や【四分の一】等も肯定しなければなりません。
相場に限らず人間の社会生活では半分とか倍とかは何かと意識しますから、相場の中でもある特定の波形の倍とか半分の意識を持つとチャートの見え方が変わってきます。

 

 

 

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