為替のプライスは2回以上付ける(ポンドル解説)

沿って | 2014年7月4日

為替取引の面白さの一つにプライスが2回つくというのがあります。

まずこのチャートを見てください。ポンドドル日足です。

image
ポンドドルは直近1年で上げています。
(つまり、ポンドがドルに対して強含む展開が続いているという事です)

日足で見るとそれなりに振幅しながらのよい上昇ですね。

 

では直近の値動きを一時間足で見ます。
昨夜の米国雇用統計(本来は金曜ですが、今日がNYが休場なので昨夜ありました)では一旦下落を見せましたが素早く戻しを入れています。
売り方には辛いところです。

雇用統計発表前のチャートと先程キャプチャーしたチャートを併せて表示しています。

imageこれは重要なヒントを含んでいますから、クリックして拡大して見てください。

ここで何が言いたいかといえば、明らかに買い方過多の状況になっているということです。

買い方が過多になると上値は重くなります。
何らかのきっかけがあって、買い方の投げが入ると面白いですね。
埋まっていない所は、新規の買い方が一方的に増えて、売り方のロスカットで踏み上げられながら買い方過多となっていますから、現レートは数日以上ポジションを保有する買い方が保持しているわけです。
ファンダメンタルズの大きな変化に伴う動きの場合は、この「埋まっていない箇所」が解消されるまで時間がかかる場合がありますが、これは気に留めておきたい狙い目でもあります。

一旦の調整が入りやすい形状にもなっています。

さあ、これらの事をどう活かすか!!
色々と考えてみるとよいと思います。

一緒に読むとトレードが上手くなる記事: