日本国政府と日本人は馬鹿タレなのかと思う件

ドル円レートが1ドル/107円に達しましたね。

今日の記事は今までで一番長いかも知れません。

僕は不思議に思うのですが、何故日本人は怒らないのだろうかと・・・

円安進行により資産価値が下落

日本で稼ぎ、日本で消費している人、いわゆる普通の日本人は目を覚まさなければならないと思う。

世界という土俵で見た場合、円安が進行するだけで我々の資産は大きく目減りしている事を意識した事がありますか?

日本国民の金融資産全体平均での比較

1500兆の個人資産と言われますが、仮にドル建てで計算すると・・・

  • 1ドル70円なら = 21.4兆ドル
  • 1ドル80円なら = 18.7兆ドル
  • 1ドル90円なら = 16.6兆ドル
  • 1ドル100円なら = 15兆ドル
  • 1ドル110円なら = 13.6兆ドル

こういう比較は乱暴すぎるとは思います。
しかし、直近の1ドル80円のレートは2012年11月頃です。
ドル換算で見るともの凄い変化だと思いませんか?

2011年につけた75円台が円の過去最高値なので、現実的な数値として80円の時と、100円の時を差し引きすると、その差3.7兆ドル。

3.7兆をざっくりと日本の人口の1億2千万で割ると、一人当り30000ドルの目減り。
30000ドル(3万ドル)ってドル円レート100円計算なら300万円です。

まあ、この計算は元々の全体平均を単純に計算しているので、一般的な庶民レベルからは大きく乖離しています。

現実的な庶民レベルでの比較

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※知るぽると「平成24年 家計の金融行動に関する世論調査【単身世帯】
※知るぽると「平成24年 家計の金融行動に関する世論調査【二人以上世帯】

上記の仲で二人以上世帯の40代中央値の640万円で計算してみると。

  • 1ドル70円なら = 91428.5ドル
  • 1ドル80円なら = 80000ドル
  • 1ドル90円なら = 71111ドル
  • 1ドル100円なら = 64000ドル
  • 1ドル110円なら = 58181.8ドル

同じように1ドル80円の時と1ドル100円の時で差し引きしてみるとその差は

16000ドル

ドル円レートを100で円に直すと160万円です。

二人以上世帯40代中央値をとっての比較ですから、これでもまだまだ乱暴すぎる感覚だと思います。

しかし、明らかに目減り感を感じるのではないでしょうか?

為替レート推移変遷

2011年10月 1ドル/75円台 戦後最高値
2012年12月 安倍政権発足 円安政策
2013年9月以降 円安加速 1ドル/100円 ~1ドル/105円
2014年9月 1ドル/107円をつける。

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政府の債務やGDPを見ると

まず、政府の債務を見てみます。

政府の総債務推移

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総債務には、一般政府(国・地方自治体・社会保障基金)は公債や借入金を含みます。

IMFの試算では1199兆円(2014年4月現在の推計)

政府の純債務

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純債務は、政府総債務から一般政府保有の公的年金の積立金、外貨準備などを差し引いた数値です。

IMFの試算によると、674兆8976億円(2014年4月現在の推計)

次にGDPを比較してみます。

名目GDP円建て

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IMFの試算では2014年は492兆3951億円(2014年4月現在の推移から)

名目GDPドル建て

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IMFの試算では、2014年は48兆4633億ドル(2014年4月現在の推移から)

各国のGDPと総債務・純債務の比率image

総債務も純債務もGDPと比較すると、世界で一番悪い状況です。

日本のGDPが約500兆だとして

アベノミクスで言う経済の活性化の政策は本当に上手くいくのでしょうか?

バブル崩壊から20年が経ちました。
途中世界的金融危機も勃発(サブプライム問題・リーマンショック・ギリシャショック等)
その間に世界第2位だったGDPも今では中国に抜かれています。

円安とは、簡単に言えば円建て資産の目減りを意味します。
アベノミクスで公言している2%インフレ目標というのは目先のマヤカシです。
どう考えてもおかしいのです。

日銀も通貨と物価の安定を建前に量的緩和策を継続していますが、政府と日銀のやっている事はただの財政ファイナンスです。

9月22日に馬鹿たれとしか思えない事が起こりました。

image左の画像は日本経済新聞のものです。

日銀、初のマイナス金利 短期国債買い入れ

マイナス金利での短期国債の買い入れとは、日銀が金融機関が保有している国債を額面を超える価格で購入することです。

国債を発行するのは政府です。

簡単に流れを書くと以下のような感じです。

財源が足りない政府が国債を発行する日銀がお金を刷って買い取る通貨供給が増えて円の価値が下落する政府の債務が膨れる債務の元本も利払いも膨れあがる

もう来るところまで来た感じです。

 

税収を超える医療費と超高齢化

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日本はこれから超高齢化社会になっていきます。

老人が増え、就労人口が減ります。

そういった中で考えると、よりいっそうの医療費の伸びが想像できるでしょう。

政府は財源確保の名目で、消費税増税しました。

来年には10%にすると言っています。

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しかし、その効果はどうでしょうか?

消費税を増税することで現実的な立て直しができるのでしょうか?

左の図は、日経新聞の2013年11月15日掲載のものです。

もう間に合わないところまで来ている感じがしませんか?

 

 

財務省のデータでは、一般税収が50兆しかない中で残りを公債によってまかなっている事が明らかです。

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どう考えても破綻しています。

政府のお金、国のお金、個人のお金

政府のお金と国のお金は混同されがちですが、それは違いますね。
とは言え、政府の舵取り如何では国のお金も個人のお金も消えてしまいます。
既に説明したとおり、外貨建てで考えた場合は、この間の円安誘導で、個人資産の目減りをしているわけです。

 

政府が借金をしている相手は誰か?

財務省データによると以下の割合ですね。’(クリックすると大きくなります)
image

家計で持っている割合は非常に軽微ですね。
海外の割合も比較的に低い事が解ります。

保有割合の大きなところは、日銀、銀行など、生命保険、公的年金であるということが解ります。

では、銀行のお金や生命保険のお金や年金のお金は誰が出しているのでしょうか?
紛れもなく日本国民です。

つまり、銀行や保険や年金などを通じて、一般国民が政府にお金を貸しているのです。言い換えれば我々は債権者で、政府は債務者なわけです。

収入以上の支出を抱えた多重債務者がこの国を運営しているという事です。
更には、その多重債務者と日銀が結託して、お金をどんどん印刷しています。

そういう状況が今の日本です。

日本の年金のレベルの低さ

年金には根深い問題がありますね。
ずさんなデータ管理や不正なども問題となりましたが、いつの間にか忘れ去られた事件になっています。

安倍政権になって俄にクローズアップされたGPIFという組織。(年金積立金管理運用独立行政法人)というのがあります。

日本で最大の年金を運用する組織です。

運用実績はHPで公開されています。

imagehttp://www.gpif.go.jp/operation/state/pdf/h26_q1.pdf

グラフを見ると知らない人はまんまと騙されてしまいますね。

玉虫色です。

マーサー グローバル年金指数ランキング(2013年度)imageなんと持続可能性は最下位ランクです!

つまり、我が国の年金は続かないと見られているということです。

これを裏付ける資料が金融庁にありました。
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やはり日本の年金運用は成績が悪いですね。

政府の借金を帳消しにする裏技の存在。

膨れあがる一方の政府債務や上手く機能しない年金の問題を帳消しにする方法が存在します。

日本は先進諸国の中で、この裏技を過去2回行っています。
ひょっとすると、もう一回やるのかも知れません。

しかし、これには我々の痛みが伴うのは当然です。

この裏技は、借金そのものの価値を減少させるものです。
簡単に言えば、お金を刷りまくって、価値を落としてしまえば、借金の重みが減っていく事を意味します。
貸借対照表でいえば、左右のバランスを拡大させれば良いのです。
どうにもならなければ破綻させれば良いのです。

 

怒らないのですか?自分で対策しないのですか?

このような事実を知って、貴方は怒りませんか?行動に移そうとしませんか?

自分と自分の家族を守ろうと思うなら、現実から目をそらさない方が良いです。
しかし、このような事実を知っても恐れる必要はありません。
正しく知れば正しく自分を守れると思いませんか?

僕は日本人なので、日本が大好きです。
同時に海外で生活した事で、貴方とはちょっと違う視点で日本を見ることができるようになりました。

通貨の下落の事を書きましたが、先進諸国では通貨安政策戦争が始まっています。
どの国も自国通貨を安く誘導したいのです。

飛び抜けて財政が良くないのは日本とアメリカです。
バンバンと国債を発行しまくります。

しかし、アメリカには債務の上限を決める法律があります。
故に、これ以上債務を増やそうとする場合は議会での承認が必要です。
毎年のようにこの問題でマーケットが揺れます。
昨年は議会決議が延期になったりしました。一部の政府機関が閉鎖される事態まで起きました。

日本にはまだこの債務上限の法律はありません。
従ってやり放題なのです。

現政策で景気浮揚があるというのはマヤカシです。
事実として、貴方は豊かさを感じていますか?

お金はどんどん印刷されて、銀行にばらまかれていますが、それが貴方の生活を潤す事は絶対にありません。

一部の大企業(グローバル企業)に吸い上げられるだけです。
日銀のマイナス金利オペレーションでは大手銀行がタダでお金を手にしています。

一方で、日本では全く報道されない重要な事が進行しています。

新たな価値観の実験が成功しています。
通貨の下落を容認している理由はこれと関係があるのかも知れません。

ここでは具体的に書けませんが、通貨というものの概念が全く変わってしまう時代が来るのかも知れません。

このブログの読者の中には、僕と会って話した時に気が付いた人もいるかも知れませんね。何回か飲んでいる席で漏らした事がありますから。

その新たな価値観への意向が行われるときは、世界中で混乱が起きると思います。
その時に必要なスキルを今学び始める必要があると思います。

 

貴方も僕も、今学ばなきゃいけない事

僕が知っている事、実際にやっている事、それらをシェアする準備をしています。
大人数相手に教える事は不可能なので、少人数しか無理だと思いますが、場合によっては少人数グループに分けてお話する方法も模索しています。

勿論ですが、このお話とトレードスキルというのはとても密接です。
しかしながら、ロジック系の考え方は全く役に立たないでしょう。

物の価値、代替えとしてのお金の価値、作り上げられた偽物の価値観など、本質的なところにこそ目を向ける必要に迫られていると感じます。

僕は準備をしています。

今日の記事は貴方に考えて貰う為の序章にしかすぎません。
世の中で起きているあらゆる事象を明確に論理的に理解する準備をしてください。

勿論、僕には貴方を強制する力も権限もありません。
一緒に学ぶ気のある方は、僕にコンタクトをとって下さい。
実際に会ってお話する機会を作ります。

締め切りました。

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