ギャップがどのように作用するのか?トレーダー目線を追うと

沿って | 2016年4月19日

昨日書いたFXのギャップ攻略の重要なヒントの続きみたいな話です。

 

クロス円ペアのギャップ(窓)が埋まりましたね。

 

『ほら、やっぱり埋まったじゃないか』と単純な思考のアプローチではなく、もう少し考えてみる事をお勧めします。

ドル円日足で見ると、金曜の終値付近で月曜日の取引を終えています。(XMチャートの場合。ブローカーによって日付の区切りが違うので注意してください)

ギャップ考察

これだけ見ると材料がないので、18日(月)のレート変化の物語は分かり難いですが、30分足、15分足、5分足などでその変遷を見ると実に興味深いことに気付くのではないでしょうかね?

昨日も書いていますが、壁となり得るところと合わせて考察する必要がありますが、どのようなペアでも総じて同じような現象が起きます。

よくよく検証すると、すぐに埋めてくる場合となかなか埋めずに、そのまま暴騰や暴落というケースも見られます。単純に埋めを狙う方向に【えいや!】とエントリーすると暴騰暴落に引っかかってしまいます。

故に、『ギャップだ!エントリー』という短絡的なトレードではなく、背景の心理を考えてみる必要がありますよね?

 

 

以下の図はドル円のレート変化を追えるようにキャプチャーしたものです。(30分足)

ギャップ考察2

ギャップ(窓)の上端と下端がサポレジ(壁)になるのが解るでしょうか?

 

サポレジ(壁)になる(なりやすい)と仮定した場合、何故そうなるのかを考えると、今後のトレードに役立つと思いませんか?

昨日も書きましたが、FXの場合はレートの連続性が高いので、あまりギャップ(窓空け)を見かけないと思いがちです。

しかしながらセッション毎で見ると結構あるんですよねギャップが。

 

ギャップに限らず、様々な局面で多くの人がハマってしまう考え方をします。
例えば

『ロンドン時間に入ると逆に振られちゃって・・・』
『NY時間はトレンドが出る・・・』

多くの人達はそのような事を言います。言うのは自由ですが、それは何故なんでしょうかね?

サポートを下に見て買ってくる
レジスタンスを上に見て売ってくる

まあ普通の考えですよね。

でもこれもしっかりと考えた方がいいです。

 

これらはインディケーターに頼ると気が付かない事なんですが、超基礎的な要件だと思います。

各市場毎に大きなポジションがあるわけですが、それは何を元に投入されるのでしょうか?

 

ここでは意地悪な書き方しかできない・・・
でも答えは簡単なんだけど。

今度勉強会でもやりますか(思案中)

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